このシリーズは21番干支「天風」さんのことをよく知りたい人のための読み物です
同じ職場、向かいの席の方が日干支「甲申」別名天風(てんぷう)を稼働させまくっている話。今日も天風さんにピンチの電話が鳴り響く!
僕は木工屋さんに家具や建材卸の仕事をしています。そして向かいの席には社長夫人の天風さんがいます。
電話:トゥルルル、トゥルルル、
天風「お世話になっております、天風です。・・・はい、シートですね、品番教えていただけますか?・・・はい、かしこまりました。また納期出ましたらご連絡いたします。」
ー仕入先にTELー
天風「あの、このシートなんですが・・・え、ない?しかも廃盤ですか?!・・・まぁそれなら仕方ないですね。はい、失礼します」
ーお客様へ電話ー
天風「先程のシートなんですが、実はもう廃盤でして・・・え、補修だから同じ柄でないと困る・・・ですか・・・。ではもうちょっと探してみますね。はい、ありがとうございます」
ー仕入先へTELー
天風「あのぅ、さっきのシートなんですが、廃盤の。やっぱりないですよねぇ・・・メーカーに残ってたりしませんか?え、一週間前に全部処分した?!なんてことでしょう。。1メートルだけでも良いんですが・・・ありませんよねー、そうですよねー、失礼しました。」
天風「・・・・・・・・・・・・そうだ、あそこなら持っているかも」
ーシートを板に貼る屋さんに電話ー
天風「すいません、この廃盤シートなんですが・・・1メートルだけでも余ってませんか?」
シート貼る屋さん「あるよ!2.5メートルしか無いから全部持っててくれ!」
天風「ありがとうございます!!!」
こうして今日も天風さんは絶中に生を得たのでした。
天風さんにかかればやっぱりなんとかなってしまう。すごいぞ僕らの天風さん!